皆様こんにちは。『こどもカルテット』です。
今回は、小学生向けコンサートで演奏するのにおすすめ!クラシック入門曲をご紹介します。
テレビCMやテレビ番組で流れている有名な曲や、学校の音楽の授業で扱われる曲の中で、小学生に人気がある曲を集めました。
組曲『カルメン』より第1幕への前奏曲
ビゼー作曲、組曲『カルメン』より第1幕への前奏曲。
テレビ番組のBGMなどで頻繁に使われているこの曲は、誰もが一度は聴いたことがあるのではないでしょうか。小学生の認知度も非常に高い人気の曲です。
約2分半から3分ほどの短い曲でありながら、力強く情熱的で、美しい歌のメロディも含まれ、歌劇全体の魅力を先取りする素晴らしい曲となっています。
弦楽四重奏の編成でも演奏できるよう編曲しました。
作成した楽譜は[ Piascore 楽譜ストア ]で販売中です。
交響曲第5番「運命」
ベートーヴェン作曲、交響曲第5番「運命」。『ジャジャジャジャーン』と印象的な曲の出だしが有名な曲です。
この『ジャジャジャジャーン』は「運命動機」と呼ばれ交響曲の動機(モチーフ)となり、特に第1楽章では楽章全体にわたり変容しながら絶えず使用されています。コンサートの中で、曲の特徴を解説してから演奏を聴いてもらうと、いつもと違う新しい楽しみ方ができるでしょう。
弦楽四重奏の編成でも演奏できるよう編曲しました。
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喜歌劇「天国と地獄」序曲
オッフェンバック作曲、喜歌劇「天国と地獄」序曲。第3部が運動会でよく使用されるので有名です。
軽快なリズムと活気に満ちたメロディが聴衆を引き込み、楽しい雰囲気を醸し出します。
弦楽四重奏の編成でも演奏できるよう編曲しました。
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パッヘルベルのカノン
パッヘルベル作曲「カノン」。音楽の授業の中で、曲の鑑賞や器楽演奏・合唱を行うことが多い曲です。
「かえるのうた」のように一つのメロディーを複数のパートが追いかける『カノン形式』についての説明を交えながら演奏すると、より一層曲への興味が湧き理解が深まるでしょう。
組曲『水上の音楽』より「アラ・ホーンパイプ」
ヘンデル作曲、組曲『水上の音楽』より「アラ・ホーンパイプ」。音楽の授業の中で、曲の鑑賞や器楽演奏を行うことが多い曲です。
ホーンパイプとはイギリスのフォークダンスのことです。この曲は単なる陽気な舞曲にとどまらず、ヘンデルの音楽の深みや緻密さも感じさせます。構成は洗練され、テーマ性がしっかりと組み込まれています。メロディの変化や楽器の対話が、聴衆を飽きさせずに引き込む工夫が凝らされています。
弦楽四重奏の編成でも演奏できるよう編曲しました。
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