皆様こんにちは。『こどもカルテット』と申します。
今回は、コンサートの中で子供たちの注目が集まる珍しくておもしろい楽器が登場するクラシック曲をご紹介します。
コンサート中、単調な曲や聴いたことがない曲が続くと、子供たちが退屈し始め、会場の緊張感が無くなり、ザワザワしはじめます。おもしろくて興味が湧くような曲をプログラムに含めると、思い出に残るコンサートになること間違いなしです。
タイプライター
アメリカの作曲家ルロイ・アンダーソンが1950年に作曲した「タイプライター」。実際にタイプライターを楽器として使って演奏します。
曲中で、タイプライターで文字を打つときに鳴る『カタカタカタ』という音や、『チーン』というベルの音などを使用しており、演奏している様子も含めてとてもコミカルでユーモラスな曲です。
シンコペーテッド・クロック
「タイプライター」と同じくルロイ・アンダーソンが作曲した曲。
『シンコペーション』とは、曲の中でアクセントの位置を変えてリズムをずらすこと。『リズムがずれた時計(シンコペーテッドクロック)』の音をウッドブロックという打楽器で表現しています。
『カッコッカッコッ』というウッドブロックの音が特徴的で、時折リズムがずれたり、目覚ましのベルの音として『ジリジリーン』とトライアングルが鳴ったり、おもしろく楽しい曲です。
おもちゃの交響曲(シンフォニー)
オーストリアの作曲家エトムント・アンゲラーが作曲した3楽章からなる小交響曲。(以前はハイドンやモーツァルトの父の作品とされていました)
ラッパの『プップププー』、水笛の『ピロピロピロピロ』、カッコウ笛の『カッコー』、太鼓の『ポンポン』など、いろいろなおもちゃの楽器の音が鳴るとても楽しい曲です。子供たちの注目を集めること間違いなしです。
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